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100均で始める「革靴のお手入れ」入門編

100均で始める「革靴のお手入れ」入門編

目次

「ワッツオンライン」コラムのレポーター“こーすけ”です。

革靴ってかっこいいけれど、ついついお手入れが疎かになりがち。
そんなときこそ100均ワッツのアイテムで、簡単お手入れを始めてみませんか。

 

お手入れの基本は「落とす」「塗る」「磨く」

革靴磨きは基本的に、

①ホコリや汚れを落とす
②クリームを塗り込む
③磨いていく

の順番で行っていきます。

 

磨く前の革靴

 

すっかり履く機会が減って放置していたこちらの革靴を磨いていきます。 

本格的な靴磨きではブラシでホコリを払いますが、キッチンペーパーやクロスでも代用できるようです。

コットン靴磨きクロス2枚入 約15×20cm 359722

 

 

まずはこちらのクロスで乾拭きをしてホコリを落とします。
コットンの肌触りが優しく、いつまでもスリスリとしていたい。

手洗いができるので何度でも使える優れもの。次の「クリームを塗り込む」工程でも臆せず使っていけますね。

 

クリーナーで汚れを落としてクリームで栄養を与える

革靴クリーナー革靴クリーム

写真上から

 

 

まずは「靴クリーナー」を使って汚れや古いクリームを落としていきます。

クリーナーをクロスにつける

 

クリーナーを先ほどの「コットン靴磨きクロス」につけて靴を拭いていきます。

クリーナーで拭きとった汚れ

 

うわあ……真っ白だったクロスがこんなにも黒くなりました。
革靴の傷やシワに沿ってクリームが白く残りやすいので、入念に拭き取ってください。

クリーナーが詰まった

 

特に、写真のような靴紐を通す穴、縫い目部分にクリーナーが残りやすく、拭き取るのに根気が必要な場合があります。

結局、靴紐の穴に残ったクリーナーは爪楊枝で取り除きました。

革靴クリームを塗り込む

 

汚れを落としたあとは「靴クリーム」を塗り込んで栄養補給を行います。

一方向に薄く伸ばすようにして塗り込むとムラができにくく、綺麗に仕上がります。

もし、手が汚れることにためらいがなければ靴職人のように指で直接塗り込むのもおすすめです。

そちらの方が綺麗に伸ばしやすく、早く塗り込むことができました。そのあとクロスで乾拭きするとよりムラなく仕上がります。

 

蘇る光沢! 仕上げに使える「靴磨きピカピカ」

靴磨きピカピカ 角 025141

 

 

靴磨きのクライマックスといえば「鏡面磨き」。
しかし今回は水を使うことなく光沢を生み出す「靴磨きピカピカ」を使います。

ケースは取り外すことも可能で、スポンジは両面使うことができます。

靴磨きピカピカで磨く


また、ケースに入れた状態で使うと、手を汚すことなく磨くことができます。

見た目から侮っていましたが、使った瞬間から光沢が現れ期待値がグッと上がりました。
ついつい夢中で磨いてしまう。これはいいですね。

磨く角度によってはケースの角が靴に当たり、表面に筋が入ることがあります。
その点だけ注意ですね。

革靴磨き比べ


いかがでしょうか。左がお手入れをした靴、右がお手入れをしていない磨いていない靴です。
私の靴磨きの未熟さもあり、完全にはシワや傷が取れませんでしたが違いは一目瞭然。

100均グッズのポテンシャル、恐るべし。

 

もっと簡単にお手入れしたいときに使うグッズ

「もっと手軽にお手入れできないの?」という声が聞こえてきそうですが、それがあるのですよ!

靴磨き 75ml ブラック 025708

 

 

「塗り込む」「磨く」にかかる労力が一気に減る点が強みと感じました。
これ1本でツヤ出しまでできてしまう。商品コピーの「コンパクトで使いやすい!」は伊達じゃありませんでした。

 

靴磨きブラックで磨く


もう一方の革靴で試してみましょう。

コットン靴磨きクロス」でホコリを落とし「靴クリーナー」で汚れを拭き取ったあと、こちらを塗り込んでいきます。

一方向に塗り伸ばすことでムラを防ぐことができます。
あれよあれよという間に、表面からツヤと光沢が現れてきました。

磨いたあとの革靴


左側が先ほど「靴クリーナー」「靴クリーム」「靴磨きピカピカ」でお手入れしたもの。

右側が「靴クリーナー」「靴磨き 75ml ブラック」でお手入れしたもの。

どうですか、このクオリティの高さ。二足とも磨く前の使い古された感がなくなり革靴らしいクールで重厚な雰囲気が復活しました。

 

応急処置には「キズカクース」を

キズカクース 黒 靴の傷隠しインク 359724

 

 

革靴のすり傷を目立ちにくくする商品。
靴磨きではどうしても隠しきれない傷に使ってみました。

キズカクースを使う


傷の周囲と馴染むまで何度も塗っていきます。

使ってみて気づいたのは、本商品はあくまで応急処置用であること。

キズカクースで目立った傷


浅い傷は目立たなくなりますが、深さや光の当たり方によっては、上の写真のようにかえって傷が浮き出ることも。
写真の該当部分は再度「靴クリーム」を塗り込むことで目立たなくなりました。

ペン型で携帯できるので、ちょっとした傷が気になったときにサッと取り出して使いたいですね。

 

お手入れ前は億劫だけれど、いざ始めると夢中になってしまう革靴磨き。
100均商品と侮ることなかれ。驚きのクオリティに仕上がります。

この記事を入門編に、その世界にどっぷり浸かってみてください。

 

 

革靴の次はスニーカーのお手入れをしてみませんか?

>>スニーカーの汚れは拭き取る! 100均「スニーカー洗浄」の使用レポ


※以上は記事制作時の情報となります。現時点でのお取り扱いがない可能性もございますが、何卒ご容赦ください。