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話題の100均「セルフ箔押し」加工♡ 初心者が試してみた結果

話題の100均「セルフ箔押し」加工♡ 初心者が試してみた結果

目次

「ワッツオンライン」コラムのレポーター“まつ”です。

SNSで話題になっていた100均の箔押し加工グッズ

キラキラ箔押しが110円で! 自分で! できるなんて、凄い時代が来たものです。

各110円で買える「箔押し用フィルム」と「ペンタイプのり」

箔押し用フィルム ホットスタンピング ターコイズグリーン 360264

長さは1m以上。1本あれば、意外とたくさん箔押しできます♪

グルーペンとのりペン

セルフ箔押し加工にはペンタイプのりを使います。

写真左から

  • 商品名:グルーペン 360256
  • 容量:約2.8ml
  • 備考:色付き
  • 価格:110円(税込)
  • JANコード:4978929916015

 

  • 商品名:のりペン 350026
  • 色展開:ピンク、ブルー、パープル(写真右)
  • 容量:約4ml
  • 備考:色付き/速乾
  • 価格:110円(税込)
  • JANコード:4978929913533

のりペンは「速乾」と書いてあるだけあって、5分乾かすだけでキレイに箔押しができました。

のりペンとグルーペンの色
  • 左側(細字):のりペン(パープル)
  • 右側(太字):グルーペン

どちらも色付きなので、書いた跡がしっかり見えるのがポイント。早速、箔押し加工をしてみます!

箔押し加工をしてみた
  1. ペンタイプのり(のりペンまたはグルーペン)で、文字などを書く。
  2. 文字のサイズに合わせて箔押し用フィルムをカットする。
  3. のりが乾いたら箔押し用フィルムを上からのせてギュッ、ギュッと押す。
  4. そっとフィルムをはがす。

上の写真では、乾かす時間が短かったのか、グルーペンで書いた右側の記号がかすれてしまいました。

これは悔しい…!

そこで、コツを求めて実験を繰り返すことに。

のりは何重が最適か&乾かすのに必要な時間を検証!

のりを塗る回数を変えて実験

最初に確認したのは最適なのりの回数。つまり何重に塗ると良いのか。

カードに書かれた数字の意味は…

  • 【1】の字:のり1回
  • 【4】の字:のり4回(4重)

上がのりペンで書いたカード、下がグルーペンで書いたカードです。

重ねれば重ねるほど良いのかと思いきや、どちらも1回のみの方がくっきりと箔押しできました!

6パターンの乾燥時間で確認

乾かした時間ごとに出来栄えをチェックします。

  • 左上【1】の字:乾燥時間は1分
  • 左中【3】の字:乾燥時間は3分
  • 左下【5】の字:乾燥時間は5分
  • 右上【10】の字:乾燥時間は10分
  • 右中【20】の字:乾燥時間は20分
  • 右下【1H】の字:乾燥時間は60分

 

のりペン(細字・左側)の場合

  • 1分以下だと、のりが固まりきらず文字が潰れてしまう…。
  • 5分以上乾かせば、指の腹で圧着させるだけでキレイに仕上げられる!

 

グルーペン(太字・右側)の場合

  • 10分以下だと、かなりしっかり圧着させないと「右上【10】の字」のようにかすれ気味になる。
  • 20分以上乾かしたうえで、爪の表面でこすって圧着させるとよき♪

 

また、何度も繰り返し箔押しをしたまつの体感では、同じ乾燥時間でも室温が低いときの方がキレイに仕上がる感じがしました。

1時間乾かしたもの

1時間乾かした「右下【1H】の字」は、どちらもクリアな仕上がり!

手軽にくっきりとした箔押しをするならのりペン、かすれも含めた「箔押しっぽさ」を楽しむならグルーペンがおすすめです。

ペン先の細いのりペンは、しっかりのりが出るのでエンボス加工をしたように少し立体的に仕上がります。

カラバリ豊富な「箔押し用フィルム」

箔押し用フィルムピンクとパープル

箔押し用フィルムは繊細なカラーがいっぱい!

実際に箔押し加工してみた一部の色をご紹介しますね。

写真左から

ピンクとパープルの箔押し

写真左から

  • ピンクの箔押し
  • パープルの箔押し

まつの絵心がないのはスルーしてください。

多幸感いっぱいのキラキラとしたピンク。パープルは、肉眼で見ると落ち着いた色みです。

箔押し用フィルムダークシルバーとプラチナシルバー

写真左から

ダークシルバーとプラチナシルバーの箔押し

写真左から

  • ダークシルバーの箔押し
  • プラチナシルバーの箔押し

ダークシルバーは、まさにいぶし銀って感じの色!

箔押し用フィルムゴールドとシャンパンゴールド
写真左から
ゴールドとシャンパンゴールドの箔押し

写真左から

  • ゴールドの箔押し
  • シャンパンゴールドの箔押し

温かみのあるゴールドに、高級感のあるシャンパンゴールド。どちらも可愛い♡

100均で「セルフ箔押し」加工! 5つのポイント

箔押し用フィルムのかすれ

箔押し用フィルムは、触っているうちにかすれてきてしまうことがあります。

今回色々なカラーを試してみて「同じように触っていても、かすれやすいものとかすれにくいものがあるな…」と感じたので、個体差があると思うのですが。

いずれにしても…

ポイント1)触りすぎないようにする

箔押し用フィルムをペンに巻きつけたところ

とはいえ、広げた箔押し用フィルムを片付けるときは触らなくちゃならないですよね。

まつは試しにのりペンに巻きつけてみたんですが、直接触らずにくるくると巻けて、はずしたらそのままケースに入れられるのでおすすめ。

コツは、ゆるーく巻きつけることです。

ポイント2)ペンに巻いてから収納ケースに戻すと便利

のりペンで書いたHAPPY BIRTHDAY

複数箇所に箔押し加工をする場合や色を変える場合、「のりで書く → 乾かす → 箔押し用フィルムを圧着させる」という工程をこまめに繰り返すのがポイント。

例えば上の写真の「HAPPY」と「BIRTHDAY」は同じ色のフィルムを使っていますが、2回に分けて箔押し加工をしています。

ポイント3)一気にのりで書かない

もちろん、別の紙に書く場合は、一気に何枚も書いてしまってOK♪

また、乾燥時間が短いとキレイに圧着できないので、思い切って放置しちゃいましょう。例えば、のりで書いてからランチを食べる、ドラマを1本観るくらい。

ポイント4)最低5分、できれば20分以上乾かす

せっかちな人や初心者さんには、速乾タイプののりペンがおすすめ。

のりペンは乾きが早いのに加えて立体的に書けるので、箔押し用フィルムを圧着させるときに指でなぞりやすく、キレイに仕上がるんです。

ポイント5)初めてなら速乾タイプののりペンを使用

以上、まつが気づいた5つのポイントでした!

220円から始められるセルフ箔押し加工。思った以上にテンションが上がるので、興味のある方はぜひ!

 

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