図解でわかるチークの入れ方|位置・範囲・濃さをあやつる基本4ステップと顔型別入れ方のコツ

図解でわかるチークの入れ方|位置・範囲・濃さをあやつる基本4ステップと顔型別入れ方のコツ

チークを入れてみたものの「なんだか濃くなる」「毎回位置が変わって左右がそろわない」と感じたことはありませんか。

チークの仕上がりを決めているのは、実は「起点・範囲・量」の3つだけです。この3つさえ押さえれば、顔型や年代が違っても応用できます。

この記事では、誰でも同じ場所を見つけられる起点の探し方から、入れてよい範囲、濃くならない量の目安、そして失敗してしまったときの直し方まで、図を使いながら順番に解説します。

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この記事でわかること
  • チークを入れる位置と範囲の決め方
  • 濃くなりにくい量の調整方法
  • ブラシがない場合の代用方法
  • 濃すぎ・左右差など失敗したときの直し方
  • 顔型・なりたい印象・年代に合わせた調整方法
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チークの入れ方の基本は「起点・範囲・量」の3つで決まる

チークの印象を左右しているのは、色でもアイテムの種類でもありません。「どこを起点にするか」「どこまで広げるか」「どれくらいの量をのせるか」という3つの要素です。

なかでも迷いやすいのが、1つめの起点です。毎回なんとなくの感覚で塗り始めてしまうため、日によって位置が変わり、左右もそろわなくなります。逆にいえば、起点さえ固定できれば仕上がりは安定します。

まずは、位置と範囲を1枚の図で確認しましょう。この章を読むだけで、今日のチークは失敗しなくなります。

チークを入れる起点は「頬骨の一番高いところ」

チークの起点は、頬骨のもっとも高くなっている部分です。ここを最初にブラシが触れる場所として固定します。

情報源によって「黒目の外側の下」「笑ったときに高くなるところ」「頬骨を触って探す」と説明が違うため、どれが正しいのか迷った人もいるかもしれません。結論からいうと、この3つはどれも同じ場所を指しています。言い方が違うだけなので、自分がやりやすい方法を1つ選べば大丈夫です。

ただし1点だけ注意があります。「笑ったときに高くなるところ」は、頬の肉付きや年齢による変化で、骨の頂点よりも低い位置になることがあります。迷ったときや、以前より似合わなくなったと感じるときは、骨を基準にする方法を選んでください。

見つけ方1:黒目の外側と、小鼻から耳へ向かう線が交わる点

鏡を正面から見て、黒目の外側から下にまっすぐ線をおろします。次に、小鼻の横から耳に向かって水平に線を引きます。この2本が交わったところが起点です。もっとも再現性が高く、毎朝同じ場所を取りたい人に向いています。

見つけ方2:笑ったときに頬が一番高く盛り上がる場所

鏡に向かって思いきり笑うと、頬に丸く盛り上がる部分ができます。その頂点が起点です。すぐに確認できるのが利点ですが、笑ったまま塗らないように注意してください。表情を戻すと位置がずれてしまうため、場所を覚えたら真顔に戻してから塗り始めます。

なお、頬の肉が下がってくると、笑って盛り上がる位置が骨の頂点より低くなることがあります。その場合は、次に紹介する「骨を触って探す方法」に切り替えてください。

見つけ方3:指で触って骨の硬さがわかる場所

目の下あたりを指でそっと押していくと、骨の硬さを感じる部分があります。その一番高いところが起点です。年齢とともに頬の肉は下がりますが、骨の位置は変わりません。そのため「肉ではなく骨で取る」この方法は、どの年代でももっとも確実です。

チークを入れてはいけない4つの境界線を覚えよう

起点が決まったら、次は広げてよい範囲です。上下左右に1本ずつ、超えてはいけない線があります。それぞれ「超えるとどう見えるか」とあわせて覚えておくと、迷ったときの判断が早くなります。

境界線 基準となる位置 超えるとどう見えるか
上限 目の下から指1本分より上に入れない 目の下に色がのり、赤ら顔や腫れぼったい印象に見える
下限 小鼻の下(鼻先)より下げない 頬全体が下がって見え、疲れた印象になる
内側 黒目の内側より顔の中心に入れない 顔の横幅が広く見え、幼い印象になる
外側 耳の手前、指2本分より外に広げない 髪の生えぎわに近づき、肌から色が浮いて見える

とくに注意したいのが下限です。小鼻より下にチークが入ると、顔全体の重心が下がって見えます。チークが似合わないと感じる場合は、色や形だけでなく、この高さが原因になっていることがあります。

広げる範囲の目安は「500円玉より少し大きい楕円」

範囲の大きさは、起点を中心とした横長の楕円で、500円玉より少し大きいくらいが目安です。縦は目の下から小鼻の下まで、横は黒目の内側から耳の手前2本分までにおさまります。

範囲が狭すぎると、色がひとかたまりに見えて「塗った跡」が目立ちます。反対に広すぎると、同じ量でも全体が濃く見えてしまいます。迷ったときは、少し広めに、そのぶん薄くするほうが失敗しません。

チークの基本の入れ方4ステップ

位置と範囲が決まったら、実際に入れていきます。手順は4つだけで、慣れれば3分もかかりません。

ここでは各ステップで「何をするか」だけでなく「なぜそうするか」もあわせてお伝えします。とくにSTEP2は、濃くなる失敗をほぼ防げるところなので、飛ばさないようにしてくださいね。最後に左右をそろえるコツと、塗り終わりの確認ポイントも紹介します。

STEP1:鏡の前で起点を指で確認する

塗り始める前に、必ず指で起点に触れて場所を確定させます。ここを省いて感覚で塗り始めると、その日ごとに位置が変わり、左右差の原因にもなります。かかる時間は10秒ほどです。

鏡は顔全体が映る大きさのものを使い、正面を向いた状態で確認します。前述のとおり、笑って場所を探した場合は、真顔に戻してから塗り始めてください。

STEP2:ブラシに含ませたら手の甲で3回払う

ブラシの両面にチークを含ませたら、そのまま顔にのせず、手の甲かティッシュの上で3回払って余分な粉を落とします。

このひと手間を省くと、ブラシに粉がつきすぎた状態で肌に触れることになり、最初に触れた場所だけが濃くつきます。これがムラと濃すぎの両方を引き起こす、もっとも多い原因です。

なお、手の甲に残った色を見れば、その日の発色の強さも確認できます。思ったより濃く出るようなら、次のSTEP3で往復の回数を減らすといった調整ができます。

STEP3:起点から外側→内側へ2往復させる

ブラシを起点に置いたら、まず耳の手前2本分の手前まで、こめかみの方向へすべらせます。次に、黒目の内側まで戻します。この往復を2回くり返してください。

色が足りないと感じたら、追加は1往復までにします。最初から濃く入れてしまうと薄くするのが難しく、反対に薄い状態から足すのは簡単です。「足すのは簡単、引くのは難しい」と覚えておくと判断しやすくなります。

またこのとき、ブラシを肌に押しつけないようにします。力を入れると粉が一か所に密着し、そこだけ色が濃く残ってしまいます。

STEP4:何もつけていないブラシで境目をぼかす

仕上げにティッシュの上でブラシの粉を落とし、何もついていない状態にします。そのブラシで、チークの輪郭の上側と下側を、小さく円を描くようにぼかしていきます。

境目がくっきり残っていると、どれだけ位置が正しくても「塗った跡」に見えてしまいます。ここでなじませることで、肌そのものの血色のように仕上がります。

ぼかすのは輪郭だけです。中心までぼかしてしまうと、せっかくの血色感が消えてしまうので触らないようにしてください。

左右対称に入れるには?押さえたい3つのコツ

左右差は、技術ではなく手順と環境が原因で起こります。次の3点を変えるだけで、そろいやすくなります。

左右差が起こる原因 対策
片側ずつ完成させてから反対側に移っている 両頬に薄くベースを作ってから、片側ずつ重ねて濃さを調整する
利き手と反対側は腕の角度が下がり、位置が低くなりやすい 鏡との距離と顔の向きを変えず、正面を向いたまま両側を塗る
片側だけから光が当たり、暗い側を濃く塗ってしまう 正面から光が当たる場所(窓際や白色の照明の下)で塗る

とくに1つめは効果が大きいポイントです。片側を完成させてしまうと、その濃さに合わせようとして反対側を塗りすぎてしまいます。

塗り終わったら3つのポイントをチェックしよう

仕上げの確認です。次の3つを見て、問題がなければ完成です。

  • 濃さ:正面から見て「塗っている」とわかるほど色がついていないか
  • 左右差:顔を左右に振って、両頬の位置と濃さがそろっているか
  • 境目:チークの輪郭がくっきり残っていないか

このとき、必ず明るい場所で確認してください。暖色系の照明の下では色の濃さが判断しにくく、外に出てから濃さに気づくことがあります。

チークを入れる道具|ブラシがなくても入れられる

先に結論をお伝えすると、特別な道具がなくてもチークは入れられます。チークに付属しているチップでも、指でも、メイクスポンジでも問題ありません。

ただし、同じ位置に入れても道具によって仕上がりは変わります。ふんわり広がるのか、はっきり色がのるのか、肌に密着するのかは、ほとんど道具で決まります。ここでは、目的に応じてどれを使えばよいかを整理します。

目的に合わせて道具を選ぼう

まず、どんな仕上がりにしたいかから逆に選ぶと迷いません。

  • ふんわり広く入れたい → 大きめのチークブラシ
  • はっきり丸く入れたい → 小さめのチークブラシ
  • シャープな斜めに入れたい → 斜めにカットされたブラシ
  • 密着させてツヤを出したい → 指、またはメイクスポンジ

どれも持っていない場合は、チークに付属しているチップで代用できます。

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道具によって仕上がりはこう変わる

それぞれの特徴を一覧にまとめました。

道具 向いている種類 得意な仕上がり 動かし方 量の取り方 注意点
大きめのブラシ パウダー ふんわり広く、自然 起点から往復 手の甲で3回払う 範囲がはみ出しやすい
小さめのブラシ パウダー はっきり丸く、血色感が強め 起点を中心に円を描く 手の甲で3回払う 狭い範囲に色が集中しやすい
斜めカットのブラシ パウダー 頬骨に沿ったシャープな形 頬骨のラインに沿わせる 手の甲で2〜3回払う 角度がつきすぎると影のように見える
付属チップ パウダー 色がしっかりのる 軽くトントンと置く 手の甲で一度ならす 粉を取りすぎて濃くなりやすい
指・スポンジ クリーム・リキッド・スティック 肌に密着し、ツヤが出る 内側から外側へ軽くたたく 指1本分 パウダーには向かない

ブラシがないときは身近なもので代用しよう

ブラシが手元になくても、次の方法で入れられます。

付属のチップを使う

チークに付属しているチップは粉を多く含むため、そのまま使うと濃くつきます。必ず手の甲で一度ならしてから、頬に軽くトントンと置くようにのせてください。その後、指の腹で輪郭をなじませると境目が自然になります。

指を使う

クリームチーク、リキッドチーク、スティックチークとの相性がよい方法です。中指と薬指の腹に少量を取り、起点に置いてから外側に向かって軽くたたいてなじませます。体温で溶けることで肌に密着し、ツヤのある仕上がりになります。ただし、パウダーチークには向きません。

メイクスポンジを使う

クリーム系をなじませるときに使えるほか、チークが濃くなってしまったときの調整にも使えます。何もつけていない面でなでるだけで色を薄くできるため、1つ持っておくと修正がしやすくなります。

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ブラシを用意するなら、大きさと毛先で選ぶ

新しくブラシを用意する場合は、次の2点を基準にしてください。

  • 大きさ:頬の縦幅の半分程度が目安。広すぎると範囲からはみ出し、狭すぎるとムラになる
  • 毛先:肌に当てて痛くないやわらかさのもの。硬いと粉が密着しすぎて濃くなる

形は、万能に使いたいなら丸型、頬骨に沿わせて斜めに入れたいなら斜めカットが向いています。

濃くならない量の目安|「ちょうどいい」の基準

チークで起こりやすい悩みのひとつが「濃くなってしまう」ことです。多くの解説では「ふんわり」「少しずつ」と表現されますが、これでは基準がわからず、結局は感覚に頼ることになります。

ここでは、量を回数に置き換えて、誰でも同じ加減を再現できるようにします。あわせて、どこまでが「ちょうどいい」のかを目で確認できるようにしておきましょう。

適量の目安は「手の甲で3回払って2往復」

基本の量は、次のとおりです。

  1. 1
    ブラシの両面にチークを含ませる
  2. 2
    手の甲で3回払う
  3. 3
    起点から外側、そして内側へ2往復させる
  4. 4
    足りなければ1往復だけ追加する

チークの発色の強さは商品によって違うため、「どれだけ取るか」を決めるのは現実的ではありません。そのかわりに、一度落としてから重ねるという手順を固定します。発色が強いチークを使う場合は、払う回数を4〜5回に増やして調整してください。

薄い・ちょうどいい・濃すぎの見え方を比べる

同じチークでも、量によって見え方は大きく変わります。

状態 見え方 判断
薄い 顔色は明るくなるが、血色感は弱い 重ねて問題なし
ちょうどいい 頬に色があると感じるが、塗っているとは見えない ここで止める
濃すぎ 輪郭がはっきり見え、色の面が肌から浮いて見える 量を落とす必要がある

迷ったときは、薄いほうを選んでください。足すのは後からでもできますが、濃くなってしまったものを自然に戻すには手間がかかります。

塗る前と塗ったあとに確認しよう

濃さの失敗は、塗っている最中よりも「塗る前」と「塗った後」の確認で防げます。どちらも数秒で終わります。

塗る前:手の甲で試し塗りをする

手の甲か腕の内側に少量をのせて、その日の発色の強さを確認します。新しいチークを使い始めたときや、久しぶりに使うときは、この一手間で失敗をかなり防げます。

塗った後:明るい場所でもう一度見る

洗面所やメイクスペースの照明は暖色系のことが多く、色の濃さが実際より弱く見えます。塗り終わったら、窓際など自然光の入る場所か、白色の照明の下でもう一度確認してください。「外に出てから濃さに気づいた」という失敗は、この確認で防げます。

チークの種類別の塗り方と、メイクの中で入れる順番

チークには、パウダー、クリーム、リキッド、スティックといった種類があります。それぞれ塗り方が違うだけでなく、メイクのどのタイミングで入れるかも変わります。

ここを間違えると、位置と量が正しくてもムラやヨレが起きます。「塗った直後はきれいでも、時間が経つとヨレる」場合は、順番が原因になっていることがあります。

パウダー・クリーム・リキッド・スティックはどう違う?

種類 仕上がり 向いている肌 使う道具 入れるタイミング 難易度
パウダー ふんわりとマット 普通肌・脂性肌 ブラシ フェイスパウダーの後 やさしい
クリーム ツヤがあり密着する 乾燥肌 指・スポンジ ファンデーションの直後 ふつう
リキッド 内側からにじむような発色 乾燥肌・普通肌 指 ファンデーションの直後 慣れが必要
スティック 直接塗れて手軽、発色が強め 普通肌・乾燥肌 指(なじませ用) ファンデーションの直後 ふつう

はじめてチークを使う場合や、濃さの調整に自信がない場合は、パウダータイプがもっとも扱いやすくおすすめです。

パウダータイプはフェイスパウダーの「後」に入れる

パウダーチークは、油分が残った肌にのせるとその部分だけ色が密着し、ムラになります。そのため、フェイスパウダーで肌の表面を整えたあとに入れてください。

皮脂が出やすい人は、チークを入れる直前にあぶらとり紙で頬を軽く押さえておくと、発色が均一になります。

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クリーム・リキッド・スティックはファンデーションの「直後」に入れる

クリーム系をフェイスパウダーの上にのせると、表面の粉を巻き込んでヨレてしまいます。ファンデーションを塗った直後、フェイスパウダーの前に入れましょう。

塗ったあとにフェイスパウダーを薄く重ねると、色が固定されて持ちがよくなります。

なお、リキッドタイプは広げられる時間が短いため、一度に広い範囲へ塗ろうとすると跡が残ります。起点を中心に2〜3か所へ点で置いてから、すばやく指でなじませてください。

ハイライト・シェーディングと併用するときは順番に気をつけよう

3つを併用する場合は、次の順番で入れます。

シェーディング(影)→ チーク(血色)→ ハイライト(光)

先にチークを入れてしまうと、あとから重ねるシェーディングと色が混ざって濁って見えます。また、ハイライトを最後にするのには理由があります。チークの境目の上に光を重ねることで、境目そのものをなじませる効果があるためです。

顔の輪郭が気になる場合は、チーク単体よりもシェーディングとの併用が効果的です。くわしくは

重ねづけでチークを長持ちさせよう

時間が経つと消えてしまう場合は、2層にする方法が効果的です。

  1. 1
    クリームまたはリキッドチークを薄く入れて下地を作る
  2. 2
    少し置いてなじませる
  3. 3
    同じ系統の色のパウダーチークを上から重ねる

2層になることで皮脂に流されにくくなります。ただし、両方を通常の量で入れると濃くなりすぎるため、それぞれ半分程度の量にしてください。

チークで失敗したときの直し方

すでに濃く入れてしまった、左右がそろわなかった。そんなときでも、最初から落としてやり直す必要はありません。

とくに多いのが「濃くなったのでファンデーションを重ねて隠す」という対処ですが、これは逆効果です。チークとファンデーションが混ざってヨレてしまい、厚塗りに見えてしまいます。ここでは、失敗ごとの正しい直し方を見ていきましょう。

失敗 おもな原因 直し方
濃くなりすぎた 余分な粉を落とさなかった/往復が多い ティッシュで押さえ、スポンジでなじませ、パウダーを重ねる
境目がくっきり出た 仕上げのぼかしが足りない 何もつけていないブラシで輪郭を円を描いてぼかす
左右の濃さが違う 片側ずつ完成させた/照明が片側だけ 濃いほうを薄いほうに合わせてぼかす
時間が経つと消える 皮脂と摩擦で落ちている クリーム系とパウダーの2層にする
時間が経つと濃くなる・ヨレる 皮脂と混ざっている 皮脂の多い部分を避け、朝は薄めに仕上げる

濃くなりすぎたとき|ファンデーションを重ねてはいけない

次の3ステップで修正できます。

  1. 1
    ティッシュかあぶらとり紙を頬に軽く押し当てる

    余分な色を吸い取ります。こすらず、押さえるだけにしてください

  2. 2
    何もつけていないスポンジでなじませる

    中心から外側に向かって、軽くたたくように動かします

  3. 3
    フェイスパウダーをごく薄く重ねる

    色の主張がやわらぎ、全体が自然になじみます

ファンデーションを重ねないのは、油分がチークの色と混ざってしまい、ヨレの原因になるためです。色を抑えたいときは、必ず粉状のフェイスパウダーを使ってください。

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境目がくっきり出てしまったとき

チークがついていないブラシ、またはスポンジの何もつけていない面を使い、境目の上を小さく円を描くようにぼかします。

このとき力を入れないことが重要です。強くこすると下のファンデーションまで取れてしまい、かえってムラになります。

それでも境目が残る場合は、境目の外側にフェイスパウダーを薄く重ねてください。周囲の色と差が縮まり、境目が目立たなくなります。

左右の濃さが違うとき|薄いほうに合わせる

濃いほうに合わせて薄いほうに足すと、両方が濃くなり全体のバランスが崩れます。薄いほうに合わせて、濃いほうをぼかして近づけていきましょう。

位置がずれている場合は、はみ出している部分だけをスポンジで軽く押さえ、輪郭を整えます。次回からは、両頬に薄くベースを作ってから重ねる手順にすると、この失敗自体が起こりにくくなります。

時間が経つと消えてしまうとき

皮脂と、マスクや手で触れることによる摩擦が原因です。対策は2つあります。

  • 2層にする:クリームまたはリキッドで下地を作り、パウダーを重ねる
  • 土台を整える:チークを入れる前に、頬の皮脂をあぶらとり紙で押さえてからフェイスパウダーで整える

外出先で直す場合は、スティックまたはクリームタイプを指で少量ずつ重ねる方法が手軽です。ブラシがなくても直せます。

時間が経つと濃くなる・ヨレるとき

皮脂とチークが混ざることで、色が濃く出たりヨレたりします。次の3点を見直してください。

  • 皮脂が出やすい小鼻寄りの部分を避け、やや外側に入れる
  • パウダーチークを使う場合は、必ずフェイスパウダーの後に入れる
  • 朝の時点で、やや薄めに仕上げておく

チークは、朝の状態ではなく夕方の見え方を想定して量を決めると失敗が減ります。

直せる?やり直したほうが早い?迷ったときの見分け方

時間のない朝によけいな手間を増やさないよう、この線引きも知っておきましょう。

状態 対応
色が面として残っている程度 ここまでは修正できる。上記の方法で対応する
ファンデーションごとヨレて、肌の表面が凸凹している その部分だけクレンジングシートで落とし、ベースから塗り直すほうが早い
色が肌に沈着し、ぼかしても境目が消えない 同上

なりたい印象別|位置と形を変えると顔の印象が変わる

基本の入れ方ができるようになったら、次は印象のコントロールです。同じ顔、同じ色のチークでも、位置と形を変えるだけで見え方は大きく変わります。

ここではまず、位置だけを変えたときにどう印象が変わるのかを見比べたうえで、なりたい印象ごとの入れ方を紹介します。それぞれ「なぜそう見えるのか」もあわせて説明するので、自分の顔に合わせた微調整もしやすくなります。

位置と形が変わると印象が変わる

低い位置に入れると、顔全体の重心が下がって見えやすくなります。小鼻より下にチークが入ると、顔全体の重心が下がり、疲れた印象になります。チークが似合わないと感じている人は、まずこの高さを疑ってみてください。

反対に、位置を上げるだけで表情は明るく見えます。色を変えたり新しいチークを買ったりする前に、位置の調整を試す価値があります。

かわいく・若々しく見せたいとき|目の下寄りに丸く

起点よりやや目の下寄り、頬の高い位置に、円を描くように入れます。範囲は基本より小さめにして、濃さではなく位置で印象を作るのがポイントです。

こう見える理由:顔の上半分に色が集まることで視線が上がり、さらに丸い形が頬の丸みの錯覚を生むためです。

色はピンクからコーラル系が合います。ただし、内側に広げすぎると顔の横幅が広く見え、幼くなりすぎるため、黒目の内側のラインは必ず守ってください。

大人っぽく・クールに見せたいとき|頬骨に沿って斜めに

起点から、こめかみに向かって頬骨のラインに沿わせるように、細めの楕円で入れます。

こう見える理由:斜め方向の陰影ができることで、輪郭の丸みから視線が外れ、引き締まって見えるためです。

色はベージュ寄りのコーラルや、落ち着いたローズ系が向いています。濃く入れると影のように見えてしまうため、往復は通常より1回少なくして、薄く仕上げてください。

ナチュラルに仕上げたいとき|広く薄くじんわりと

基本の範囲よりやや広めに、色の境目がまったくわからない濃さで入れます。大きめのブラシを使い、往復は1回にとどめます。

こう見える理由:狭い範囲に色があると「置いた」印象になりますが、広く薄く入れると、肌そのものの血色のように見えるためです。

クリームやリキッドタイプを使って、肌の内側からにじむように発色させる方法も効果的です。

若見え・リフト感を出したいとき|基本より高い位置に横長に

目尻の骨のくぼみに指を2本当て、そのすぐ下あたりを起点にします。そこからこめかみの方向へ、横長に入れていきます。

こう見える理由:顔の中でまず視線が集まる点が上がることで、全体の重心が引き上がって見えるためです。

ツヤのある質感を選ぶと、光が集まってさらに引き上がった印象になります。もっとも重要な注意点は、絶対に下方向へ広げないことです。せっかく高い位置を起点にしても、下に広がると効果が打ち消されてしまいます。

顔型別|輪郭の悩みに合わせたチークの入れ方

顔の輪郭が気になる人は、チークの形と高さを変えることでカバーできます。

ただし、自分の顔型がわからないまま読み進めても実践できません。まずは30秒でできる見分け方を確認してから、それぞれの入れ方に進みましょう。判断に迷った場合は、基本形である「たまご型」として基本の入れ方をすれば問題ありません。

まずは自分の顔型を確認しよう

鏡を見ながら、次の3点だけを確認してください。

確認すること 見るポイント
顔の縦と横の比率 横:縦がおよそ1:1.3以上なら面長寄り
エラの張り出し 耳の下あたりの骨が、外側に張り出しているか
額と顎の幅 額のほうが広いか、顎のほうが広いか、同じくらいか

この3つと、下の輪郭の図を照らし合わせれば判断できます。どれにも当てはまらない、または迷う場合は「たまご型」として扱って構いません。ここで時間をかける必要はありません。

たまご型(基本形)|基本の入れ方がそのまま合う

輪郭のバランスが取れているため、これまで解説してきた基本の位置・範囲・形がそのまま当てはまります。

起点から外側へ、そして内側へ2往復させ、最後に輪郭をぼかすという手順で仕上げてください。形の制約が少ないため、なりたい印象に合わせて丸く入れても、横長に入れても自由に選べます。

丸顔|頬骨から斜め上に、細めの楕円で

起点からこめかみに向かって、幅を狭めた斜めの楕円で入れます。

避けたいことは、丸く入れることと、低い位置に入れることです。丸い形は頬の丸みを強調し、低い位置はさらに顔を丸く見せてしまいます。

さらにカバーしたい場合は、フェイスラインの両サイドにシェーディングを入れると、輪郭が引き締まって見えます。

面長|横方向に広げる。縦とななめはNG

起点から左右方向へ、横長の楕円で入れます。縦や斜めに入れると、顔の縦の長さが強調されてしまうため避けてください。

こう見える理由:横方向に色の帯ができることで、顔の縦の余白が上下に分断され、縦幅が短く見えるためです。

額の上部と顎先にシェーディングを入れると、縦長の印象がさらにやわらぎます。なお、横に広げるときも、耳の手前2本分のラインは守ってください。

エラ張り・ベース型|頬の中央からこめかみへやや斜めに

起点からこめかみに向かって、やや斜め上方向に入れます。顔の上部に色を集めることで、エラの部分から視線を移す効果があります。

避けたいことは、低い位置と横方向に広げることです。どちらもエラの横幅を強調してしまいます。

エラの部分にシェーディングを入れると、カバーの効果はさらに高まります。

逆三角形|頬骨から丸く広く、ふんわりと

起点を中心に、丸く広めにふんわりと入れます。頬にふっくらとした印象が生まれ、顎のシャープさがやわらぎます。

避けたいことは、低い位置に入れることです。顎の尖りが強調され、老けた印象になってしまいます。高さは基本か、やや高めを守ってください。

また、濃さで補おうとすると色だけが浮いてしまいます。濃さではなく範囲の広さでやわらかさを出すのがポイントです。

チークだけで解決しないときはシェーディングを併用する

正直にお伝えすると、骨格による輪郭の悩みは、チークだけでは限界があります。そのようなときは、3つのアイテムで役割を分担させると効果的です。

アイテム 役割
シェーディング 影をつくり、輪郭を引き締める
チーク 血色を足し、視線を集める
ハイライト 光を足し、立体感を出す

入れる順番は、シェーディング → チーク → ハイライトです。顔型ごとのシェーディングを入れる位置は、次のとおりです。

顔型 シェーディングを入れる位置
丸顔 フェイスラインの両サイド
面長 額の上部と顎先
エラ張り・ベース型 エラの部分
逆三角形 頬骨の下(入れすぎない)

顔型 × なりたい印象の早見表で今日の入れ方を決めよう

ここまでで、「顔型に合う入れ方」と「なりたい印象に合う入れ方」の両方を解説してきました。しかし実際には、「丸顔だけど大人っぽく見せたい」というように、2つの希望が重なることがほとんどです。

そこで、2つの希望が重なったときにどう入れればよいかを1枚の表にまとめました。自分の顔型の行と、なりたい印象の列が交わるところを見るだけで、今日の入れ方が決まります。

早見表はこう使ってみてください

縦に自分の顔型、横になりたい印象を選び、交差した箇所を見てください。書かれている形・高さ・色の系統をそのまま実行すれば大丈夫。

顔型がわからない場合は、なりたい印象が決まらない場合は、「たまご型 × ナチュラル」から試すのがおすすめです。

組み合わせが合わないときはこう調整しよう

顔型に合う入れ方と、なりたい印象に合う入れ方が食い違うことがあります。よくある3つの例と、その両立のしかたを見ていきましょう。

組み合わせ 矛盾する点 両立する方法
丸顔 × かわいく 丸顔は丸い形を避けたいが、かわいさは丸い形で出る 丸く入れるが範囲を小さくし、高い位置に置く
面長 × 大人っぽく 面長は横長にしたいが、大人っぽさは斜めで出る 横長のまま濃度を下げ、落ち着いた色を選ぶ
逆三角形 × クールに 逆三角形は丸く入れたいが、クールさは斜めで出る 斜めに入れるが下げず、頬骨の高さを守る

迷ったときは、顔型に合う入れ方を土台にして、なりたい印象で微調整すると考えてみてください。顔型は骨格なので変えられません。こちらを先に立てたほうが失敗しにくくなります。

チークの色の選び方

位置と形が決まったら、最後は色です。

色選びの基準は2つあります。「なりたい印象から選ぶ」方法と、「パーソナルカラー(肌の色み)から選ぶ」方法です。どちらか一方だけが正しいということはないので、両方を知ったうえで使い分けるのがおすすめです。

ただし最後は、実際に肌にのせたときの見え方で決めてくださいね。同じ分類の中でも明るさや鮮やかさによって印象は変わるため、試してみるのがもっとも確実です。ここでは色選びの2つの基準に加えて、手持ちのチークが合わないときの調整方法や、リップ・アイシャドウとの色合わせまであわせて紹介します。

なりたい印象から色を選ぶ

色の系統 与える印象 向いている場面
ピンク かわいらしさ、血色感 若々しく見せたいとき、顔色が悪く見えるとき
コーラル 健康的で自然、もっとも万能 普段使い、職場、迷ったとき
オレンジ 元気で明るい、活動的 日焼けした肌、カジュアルな場面
ローズ・ベージュ寄り 落ち着き、大人っぽさ きちんと見せたいとき、フォーマルな場面

どれを選ぶか迷ったときは、コーラル系を選んでください。肌の色を選ばず、どの年代にもなじみやすいためです。

パーソナルカラー(イエベ・ブルベ)から選んでみる

自分の肌の色みに合った色を選ぶと、肌がなじんで見え、色だけが浮いてしまう失敗を防げます。一般的に使われている4つの分類と、合いやすい色の系統は次のとおりです。

分類 肌の色みの特徴 合いやすい色
イエベ春(スプリング) 明るく、黄みを感じる肌 コーラルピンク、ピーチ、明るいオレンジ
ブルベ夏(サマー) 青みがあり、やわらかい印象の肌 パステルピンク、ローズ、青みのあるモーブ
イエベ秋(オータム) 落ち着いた、深みのある黄み肌 サーモンピンク、テラコッタ、ウォームベージュ
ブルベ冬(ウィンター) 明暗のコントラストがはっきりした肌 鮮やかなピンク、ワインレッド、カシス

自分の分類がわからないときは

手首の内側の血管が緑っぽく見えればイエベ寄り、青や紫っぽく見えればブルベ寄り、という簡易的な見分け方が知られています。ゴールドとシルバーのアクセサリーを肌に当ててみて、なじむほうを見る方法もあります。

ただし、これらはあくまで目安です。光の当たり方によって見え方は変わりますし、実際には4分類のどれにも当てはまりにくい人もいます。分類の結果よりも、次に紹介する「実際に肌にのせた見え方」で最後は決めてください。

肌の色みとの相性は手の甲で確かめよう

チークを頬の近くや手の甲にのせて、次の2点を見てみてください。

  • 合っている:肌に溶け込んで、もともとの血色のように見える
  • 合っていない:色だけが鮮やかに浮いて見える、または肌がくすんで見える

タイプ分けの結果よりも、この見え方を大事にしてください。同じ系統の色でも、明るさや鮮やかさによって印象は変わるため、実際に試すのがもっとも確実です。

手持ちのチークが濃すぎる・浮くときはこう調整しよう

新しく買い足さなくても、次の方法で使いやすくなります。

1. 量を減らす

ブラシに取る量を減らし、手の甲で払う回数を3回から4〜5回に増やします。もっとも簡単で効果的な方法です。

2. 範囲を狭める

入れる範囲を少し狭めると、顔全体に占める色の面積が減り、主張が弱まります。ただし狭めすぎると「置いた」印象になるため、境目のぼかしは丁寧に行ってください。

3. フェイスパウダーを先に重ねる

チークを入れる前に、頬にフェイスパウダーを薄く重ねておくと、発色がやわらぎます。すでに塗ったあとでも、上から薄く重ねることで色を抑えられます。

4. 別の色と混ぜる

手持ちに複数のチークがある場合は、ブラシの上で2色を混ぜると鮮やかさが落ち着きます。鮮やかすぎるピンクに、ベージュ系を少し混ぜるといった使い方が有効です。

なお、アイシャドウやリップでの代用を考えている場合は、注意点があります。

チーク・リップ・アイシャドウの色合わせで統一感を出そう

チーク単体の色が合っていても、リップやアイシャドウとちぐはぐだと、顔全体から浮いて見えます。「チークだけ浮いている気がする」という場合は、次の3点を見直してみてください。

ルール 内容
色みの方向をそろえる コーラル・オレンジ・ベージュといった暖色系でそろえるか、ピンク・ローズ・カシスといった青み系でそろえるか、どちらかに寄せる
主役を1つに決める リップに濃い赤など主張の強い色を使う日は、チークは控えめにする。反対にチークを主役にする日は、リップを自然な色に抑える
質感をそろえる リップやアイシャドウがマットなら、チークもマット系に。ツヤを出したい日は、クリームチークとツヤのあるリップを合わせる

とくに効果が大きいのは2つめです。チーク、リップ、アイメイクのすべてを主張させると、顔の中で視線が分散して、まとまりのない印象になります。

年代で変える|同じ位置が似合わなくなったときの調整

「以前と同じ位置に入れているのに、なぜか似合わなくなった」と感じることがあります。これは技術の問題ではなく、基準にしている場所そのものがずれてしまっていることが原因です。

ここでは、年齢とともに何が変わるのか、だから何を変えればよいのかを見ていきましょう。理由がわかれば、自分の状態に合わせて調整できるようになります。

年齢で似合う位置が変わる2つの理由

似合う位置が変わるのは、顔の状態が変化しているからです。おもな理由は次の2つです。

理由1:頬の高い位置そのものが下がっている

年齢とともに頬の肉は少しずつ下がります。そのため「笑ったときに一番高くなるところ」を基準にすると、かつてよりも低い位置を起点にしてしまいます。本人は同じ手順をしているつもりでも、実際の位置は下がっているのです。

前半で解説したとおり、低い位置のチークは顔全体を下がって見せます。これが「似合わなくなった」と感じる正体です。

理由2:肌の光沢が落ちている

肌のツヤが少なくなると、マットな質感のチークでは平面的に見えやすくなります。同じ色でも、以前より野暮ったく感じるのはこのためです。

つまり、変えるべきなのは入れ方の手順ではなく、「位置の基準の取り方」と「質感」の2つということになります。

基準点は「肉」ではなく「骨」で取り直す

やり方は簡単です。目尻の骨のくぼみに指を2本当て、そのすぐ下あたりを起点にしてください。

この方法なら、頬の肉の位置に関係なく、骨を基準に取れます。前半で紹介した「指で触って骨の硬さがわかる場所を探す」方法と同じ考え方です。年代を問わず使えますが、40代以降ではとくに効果が大きい方法です。

年代別の調整は早見表で確認しよう

年代 位置 形 質感 色の系統
10代 基本 丸く小さめ マット〜微細なパール 明るいピンク
20代 基本 丸く、または横長 好みで自由 ピンク・コーラル
30代 基本〜やや高め 横長 ややツヤ コーラル
40代 やや高め 横長 ツヤ 明るめのコーラル
50代以降 高め 横長で広め ツヤ 明るめのコーラル・ローズ

※年代別の内容は年齢だけで仕上がりを決めるものではなく、頬の位置や肌の質感の変化を踏まえた一般的な目安です。実際には顔立ちや好みに合わせて調整してください。

全体の傾向として、年代が上がるにつれて位置は高く、形は丸から横長へ、質感はマットからツヤへと移っていきます。ただし年代はあくまで目安です。実際には頬の状態を見て選んでください。

40代以降は暗い色より明るい色を選ぶ

くすんだ色や暗めのベージュ、ブラウン系は、肌にのせると影のように見えることがあります。血色が足りないように見え、かえって疲れた印象になってしまいます。

明るめのコーラルやローズを選び、ツヤのある質感で光を集めるほうが、引き上がって見えます。

「明るい色は派手になりそう」と不安に感じるかもしれませんが、明るさと濃さは別のものです。明るい色でも、量を控えめにすれば派手にはなりません。色で悩む前に、量で調整できることを思い出してください。

チークの入れ方でよくある質問

ここまでで触れられなかった疑問に、まとめてお答えします。

Q. チークは必ず入れたほうがいいですか?

必ずしも入れなくてかまいません。ただし「顔色が悪く見える」「顔がのっぺりして見える」という悩みがあるなら、入れると印象がぐっと変わります。とくに写真やオンライン会議では光で血色が飛びやすいため、入れておくと印象が変わります。

もともと赤みが出やすい肌質の人は、無理に入れる必要はありません。その場合は、広く薄く入れる方法を試してみてください。

Q. マスクをする日はどう入れればいいですか?

マスクの縁より上の位置に、基本よりやや高めに入れてください。こすれて落ちやすいため、クリームまたはリキッドで下地を作り、パウダーを重ねる2層構造にすると持ちがよくなります。

マスクの中は蒸れて色が濃く出ることがあるので、朝の時点ではやや薄めに仕上げておくと安心です。

Q. 眼鏡をかけるときに気をつけることはありますか?

フレームの下のラインとチークの位置が重なると、色が分断されて不自然に見えます。フレームの下縁より少し下に入れるか、逆に高めに入れてフレームに隠れないようにしてください。

レンズの度数によっては色が濃く見えることもあるため、必ず眼鏡をかけた状態で濃さを確認しましょう。

Q. チークとハイライトはどちらを先に入れますか?

チークが先、ハイライトが後です。ハイライトを後にすることで、チークの境目の上に光が重なり、境目をなじませる効果が得られます。

Q. アイシャドウやリップをチークの代わりに使えますか?

できれば、チーク専用のもの、または「リップ&チーク」「マルチカラー」のように頬に使えることが明記されている製品を使ってください。

一般的なリップスティックは油分や粘りが強く、頬に広く塗ると毛穴がつまったり、肌に負担がかかったりすることがあります。アイシャドウも、大きなラメや強い着色を含むものは広い面に塗るとムラになりやすい傾向があります。

それでも代用したい場合は、次の点を確認してください。

  • アイシャドウ:大きなラメが入っていないマットなもの、または微細なパールのものを選び、ごく少量から試す
  • リップ:単体のリップスティックではなく、「リップ&チーク」として販売されている兼用タイプを選ぶ

いずれの場合も、肌に合うかどうかには個人差があります。気になる場合は、目立たない部分で試してから使いましょう。使用中に赤みやかゆみが出たときは、すぐに使用をやめてください。

Q. チークブラシはどのくらいの頻度で洗えばいいですか?

普段は、使い終わったあとにティッシュの上で軽く粉を払うだけで十分です。しっかり洗うのは、月に1回程度を目安にしてください。皮脂や古い粉がたまると、ムラや色の濁りの原因になります。

洗い方の手順は次のとおりです。

  1. 1
    ぬるま湯に洗浄剤を溶かす

    ぬるま湯に、中性洗剤またはブラシ用のクリーナーを数滴溶かします

  2. 2
    毛先だけを洗う

    毛先を浸し、手のひらの上で円を描くように動かして汚れを押し出します。根元の金具の部分まで濡らさないでください。接着部分がゆるみ、毛が抜ける原因になります

  3. 3
    すすぐ

    きれいなぬるま湯で、洗剤が残らないようにすすぎます

  4. 4
    陰干しする

    タオルで水気を取り、毛先の形を整えてから、風通しのよい日陰で乾かします。毛先を下に向けて干すか、横に寝かせて置いてください。ドライヤーの熱風は毛を傷めるので使いません

完全に乾いてから使うことが、発色を安定させることにつながります。持ち運ぶ場合は、毛先を保護しておくと形が崩れにくくなります。

Q. チークは濃いほうがかわいく見えますか?

かわいらしさを決めるのは濃さではなく位置です。頬の高い位置に、丸く、範囲を小さめに入れるほうが効果的です。

濃く入れると色の面だけが目立ち、顔全体のバランスが崩れてしまいます。濃さを上げたくなったときは、位置を見直してみてください。

まとめ:チークは「起点・範囲・量」を固定すれば、毎日同じ仕上がりを再現できる

チークがうまくいかない原因は、センスや慣れではなく、毎回の基準があいまいなことにあります。起点を骨で取り、4つの境界線を守り、量を回数で決める。この3つを固定するだけで、仕上がりは安定します。

もし濃くなってしまっても、落としてやり直す必要はありません。直し方を知っていれば、朝の数十秒で修正できます。まずは明日の朝、チークマップの位置を指で確認するところから始めてみてください。

記事の要点を以下にまとめます。

この記事の要点まとめ
  • チークの仕上がりは「起点・範囲・量」の3つで決まり、なかでも起点を固定することが安定への近道である
  • 起点は頬骨の一番高いところ。探し方は複数あるが、迷ったときや似合わなくなったと感じるときは、骨を基準にする方法を選ぶ
  • 入れてよい範囲には上下左右4つの境界線がある。とくに小鼻より下に入れると顔が下がって見えるため注意する
  • 量は「手の甲で3回払って2往復」を基準にする。迷ったときは薄いほうを選び、足りなければ後から重ねる
  • ブラシがなくても、付属チップ・指・スポンジで代用できる。道具によって仕上がりが変わることを知っておくと選びやすい
  • 濃くなりすぎたときは、ファンデーションではなくティッシュとスポンジ、フェイスパウダーで直す
  • 顔型やなりたい印象、年代に合わせて調整するときは、変えるのは「形」と「高さ」であり、基本の手順は同じである

※以上は記事制作時の情報となります。現時点でのお取り扱いがない可能性もございますが、何卒ご容赦ください。