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突然のお通夜や葬儀に慌てない! 常備したい100均セット

突然のお通夜や葬儀に慌てない! 常備したい100均セット

目次

「ワッツオンライン」コラムのレポーター“まつ”です。

お祝い事と違って、お通夜や告別式の予定は突然になることが多いもの。

そこで、あらかじめ100均でそろえておくと便利なアイテムを集めてみました。

不祝儀袋の包み方も紹介しているので、ご参考にどうぞ!

東京折も大阪折もある! 不祝儀袋(香典袋)9選

弔事用金封 桔梗 072801

まっすぐ名前を書くためのガイドラインシートが同梱されています。

「御霊前」「御香典」「御佛前」の3種類の短冊が入っているのもありがたい。

銀色の水引なので、1万円以上包む際にも使えます。

こちらのように7本の水引の場合は、10万円までが目安なのだとか。それ以上になる場合は、10本の双銀の水引を利用した方が良いようです。


金封 黒白7本 筆ペンセット 仏 341343とワンタッチ金封 黒銀7本御霊前1P 012403
写真左から

こちらは筆ペン付き。こんな風にセットにしてくれていると助かりますね!

 

水引をずらさずに中袋を入れられる、裏が封筒のようになっているワンタッチ金封です。

金封 東京折黒白御霊前 2枚 343175と金封 大阪折黒白御香奠 2枚 341346
写真左から

短冊ではなく、不祝儀袋に「御霊前」の表書きが印刷されています。

四十九日以降の法要では使えないのでご注意ください。

 

左側に斜めの折りがある「大阪折」タイプです。主に関西圏で使われます。

短冊ではなく、不祝儀袋に「御香奠(御香典)」の表書きが印刷されています。

神式やキリスト教式の葬儀、仏式でも四十九日以降の法要には使えないのでご注意ください。

東京折金封 黒白3P 072762と大阪折金封 黒白3P 072765

水引7本のしっかりとした不祝儀袋が3枚入りなのはお得。

どちらも短冊は付いていないので、不祝儀袋に直接表書きをします。慣れていないとちょっと緊張しますね…。

表書きに慣れている人なら、常備しておくのにちょうど良いですよ。


写真左から

 

右側が、主に関西圏で使われる「大阪折」タイプです。

多当金封 仏字なし 8枚 343367と多当金封 御霊前 8枚 352609

水引が付いておらず、水引のイラストが印刷された簡易タイプ。たっぷり8枚入り。

お付き合いが多く、5,000円以下を頻繁に包むことが多い人は、常備しておくと良いかもしれません。


写真左から

 


110円で袱紗(ふくさ)やネクタイも!  葬儀用の小物

袱紗と薄墨の筆ペン
写真左から

商品はグレーとピンクの2色展開ですが、お通夜や葬儀などの弔事にはグレーの袱紗(ふくさ)一択。

リバーシブルになっていて、内側は濃い紫。裏返して使うこともできます。

紫は弔事にも慶事にも使えるので、ひとつあると便利です。

詳しい使い方は、記事の後半で紹介していますよー!

 

お通夜や葬儀までの表書きは薄墨で書くという地域も多いですよね。

ただし、同じ筆ペンだからといって、結婚のお祝い時に薄墨で書くことのないようにくれぐれもお気をつけください…。


数珠 じゅず お念珠 男性用  016602

「110円で数珠(じゅず)まで買えるの!?」と驚いたのが、こちら。男性用サイズです。

残念ながら、今回は女性用サイズの取り扱いを確認できませんでした。


ネクタイとハンカチ
写真左から

喪服として着用できるスーツがある場合、礼装用のネクタイも用意されていると思うので、どちらかというと緊急時用ですね。

「仕事帰りにお通夜に行くのに、ネクタイが…」というときには、100均にも礼装用のネクタイが売っている可能性を思い出してみてください。

 

こちらのハンカチのパッケージ裏には、胸ポケットに入れる際の折り方が書いてあって、親切!


ストッキングと靴下

意外と忘れがちな黒のストッキングや靴下は、喪服とセットにして常備しておくのが良いかも。

写真左から

 


ヘアピンとヘアゴム
写真左から

収納ケース付きのヘアピンは、常備しておくと便利♪

内容量が30gとなっていて本数がわからなかったので、まつが数えてみたところ33本入っていました。

 

髪が長い場合は、アップにするか耳よりも下でひとつに結ぶのがマナー。ヘアゴムを常備しておくと安心です。

不祝儀袋(香典袋)と袱紗(ふくさ)の使い方

水引を上にずらす

あらかじめ中袋に名前と金額を記入して、お金を入れておきます。

中袋の準備を終えたら、不祝儀袋(香典袋/金封)本体へ。今回は、一般的な「東京折」を使って説明します。

水引が付いている場合は、写真のように水引を上にずらします。

水引が完全にはずれないように、途中でストップするのがポイント。


裏返した不祝儀袋
不祝儀袋を裏返し、下の折り目を水引の下から引き出します。

中袋を入れる

先ほど引き出した折り目を開きます。

あらかじめ用意しておいた中袋を、下から差し込むように入れていきます。

このとき、中袋の記名欄がある方が裏になります。自分の名前を見ながら入れていけばOK。

水引を戻す

中袋を入れ終えたら、水引を下にずらして元の位置に戻します。

このとき、写真のように上の折り目が上からかぶさる状態にするのを忘れずに。先ほど中袋を差し込んだ側が見えていたらNGですよー!

お通夜や葬儀などの弔事は下向き、結婚式などの慶事は上向きに包むためです。

表書き

表側にして、短冊を差し込みます。お名前が水引に隠れないように、位置を確認してから記名してくださいね。

短冊がずれないようにとめるシールが付いているときは、活用しましょう!

短冊の表書きに迷ったときは「御霊前」がおすすめ。仏式だけでなく、神式やキリスト教式の場合でも大丈夫です。

ちなみに、仏教では四十九日が過ぎると「御佛前」になるので、渡すタイミングによって表書きが変わります。

グレーを外側にした袱紗

不祝儀袋の準備ができたら、袱紗(ふくさ)に入れます。写真のように、左開きで入れるのがマナー。

お通夜や葬儀などの弔事は左開き、結婚式などの慶事は右開きです。

上の写真では、弔事用のグレーの面を外側にして入れています。

紫を外側にした袱紗

今回ご紹介した袱紗(ふくさ)は、リバーシブル。

紫は弔事にも慶事にも使えるので、紫色の面を外側にしてもOKです。

左開きになっているかのチェックは忘れずに!

 

葬儀関連の小物を紹介しようと思ったら予想以上に色々なものがそろっていて、正直ちょっと驚いているまつです。

ちなみに、外出時に役立つ100均グッズはこちら。
>>日常の外出に携帯すると便利☆ 意外な100均アイテム4つ


※以上は記事制作時の情報となります。現時点でのお取り扱いがない可能性もございますが、何卒ご容赦ください。